カンビールノート

毎日むずかしくてむずかしくて本当にたのしい

カメレオンプリティ


「かわいくて華奢でなくってゴメンね」と 彼を睨むはカメレオンプリティ

飴よりも長く甘くて終わらないしかもふたりで舐められる傷

ほんとうに言いたいことなど一つもない うそですわたしの名前を呼んで

塔までの徒競走すら終えられず 水平線の答えもわからず

秘密入りのリュックサックを背負ったままあなたと犬を散歩させたい

卑屈さの煮こごりのような歌を聴き腹を下して泣いていた夏

わたしよりかわいい男に囲まれて日に焼けていく青春の日々

この島にわたしを待ってる人がいて旅立ついい日はシフトがあるな


朝から顔のことずっと考えてた。人に…実体があるのは…不思議だ…


日曜の午前中はすぐに終わる。いつも通りの週末。今週は子どもの名前の話をした。わたしが子どもを育てる前、どんな名前を用意するだろう。きっと明るい名詞の名前をつける、あさひとか、みなととか。広くて青くて明るい名前。それはどうしてなんだろう。わたしは人生のなにをよきものだと思って、その名前を用意するんだろう。

きのう調べたら野花には「紙で作った花、主に葬式用のものをさす」って出てきて、まあそんなものだよなって思った。だれかに与えられる希望ってそういったような裏表のあるもの。わたしは自分の名前が好き。



雨降りになる日曜日ラジオから千切れるほどのアフリカンシンフォニー

べしょ

金麦を2本買って、1本飲みながら帰って、おうちついてご飯食べながらもいっぽん飲んだらもうべしょべしょに爆睡してしまうやつを二夜連続でやってしまった。

こういうことをしてしまうことを「人間味がある」と呼ぶ男の子がいたなあと思い出した。元気だろうか。社会性の網から溢れた部分が人間味なんだろうか。ふと見えるから魅力的なだけで、それはバンバン出ちゃってたらただ生々しいだけなんじゃないだろうか。


きょうは仕事でイラついてしまって反省です。よくなかった。

もう好みのタイプなんざわたしと話せる人です、わたしと話して疲れなくて傷つかない人。

日々の労働


株主ときみの細かいまばたきを同じ心でわたしは愛する


「あんなもの絶対入れない」くせっけの上司が憎む納豆のからし


ばあさんと野菜を家まで届け終え西日を背負って八百屋へ帰る




バチっと目を開けたら布団の中で、カーペットのシミを見ていた


急に「至らないのはわたし」というような気持ちになる、二側面のどちらにおいても至らないのはわたしという気持ちに。

うだうだいってもそれしかないよね最終的には、というか、この現状でないものを見ていてもどうしようもないね。わたしは何人かいる。カーペットのシミから目を背けられないわたし、ものすごく笑顔のわたし、焼けた体にパンパンに詰まっているちいさな歯車は、すぐにジャラジャラ音を立ててたくさんこぼれる


羽が生えたら湖畔に行きたい

ひみつ


世界はひとつなので、ひみつまじでむずかしい。

わたしもとてもいい顔したりして、だれかもだれかにいい顔したりして、それは世界に優しいが、果たして世界はもうどこにも無くなってしまったりしないのかな

裏をかかないと優しくできなかったり、素直になって間違ってしまったり、きょうは天気がたくさん変わってむずかしい1日だった。きょうわたしのしたこと全てが正解でまちがっている。半端な夢のひとかけらが不意に誰かを傷つけて行くってケミストリーも言ってたし


空がコンクリートをぶち抜いてあしたが来る。生き延びるために地球を痛めつけていたらそのうちやっぱり死んじゃうのかなあ。でもクーラーつけて寝るね

時間は前から来ている


時間は前から来て背中で一本になってる、だから過去は一種類。

夏は前から来てる、冬は後ろから来ている。だから夏が来るのは見える。冬はわたしには見えない

春はたぶん下から来る。秋は夏に手を引っ張られて来る。秋はきっとほんとうは来たくない。

きみは後ろから来たけど、わたしには来たのが見えていた。だからきみは四季じゃない。