カンビールノート

毎日むずかしくてむずかしくて本当にたのしい

もう夏だって何回でも言いたい


目をたくさん開けて暑い日の大学通りを歩くと、強い日差しが細かい葉を通してボタボタ目の中に落ちてくる。強引に笑わされてる時みたいな気持ちになる。


その下を歩く人たちには強い影と光が繰り返し繰り返し何度も当たって、その人の中を流れてる血とか水とかが透けてみえている気分になる。

この街でいちばん太くて長い道を歩いている。わたしの腕にも繰り返し繰り返し日差しが、すごい日差しが影を叩きつけていて、わたしの腕がとても美しい。